2026年3月13日宮崎県外科医会全理事会報告
宮崎県外科医会会長 白尾一定
2026年3月13日宮崎県外科医会全理事会をWebにて開催しました。10名の参加でした。2月13日の冬期講演会の優秀演題賞には、県立宮崎病院の別府樹一郎先生が受賞されました。令和7年度事業報告、令和7年度決算について報告しました。役員改選年度で、理事として池田拓人先生、監事として赤須郁太郎先生が新たに就任されました。第88回日本臨床外科学会への寄付金については、宮崎県外科医会の収支を鑑みて50万円にすることを決定しました。令和8年度の事業計画、令和8年度の予算が承認されました。予算については、宮本副会長より説明して頂きました。宮本副会長、土居副会長には、長きに渡り職責を果たしていただき感謝申し上げます。
理事会後の意見交換では、令和8年度の診療報酬改定の内容、外科医不足による地域医療への影響、宮崎大学病院の木曜日休診、土曜日営業の影響、大学医局の外科医入局者数の減少、外科医の魅力を発信するための方法(医師としての志を高い学生への勧誘)などのご意見を頂きました。多くのご意見ありがとう御座いました。宮崎県外科医会は、外科の魅力を発信する会として活動していますが、今後外科医不足に直面する中で、如何に宮崎県全体の地域医療を守っていくことも大切であると感じました。
次回の理事・評議員会は4月17日に開催予定です。改選時ですので、終了後に懇親会を行います。皆様のご出席宜しくお願いします。

令和7年度外科医会冬期講演会 優秀演題賞の贈呈式を行いました
令和8年3月13日に県医師会館におきまして、R8.2.13冬期講演会の優秀演題賞を受賞された別府 樹一郎 先生(宮崎県立宮崎病院)に賞状と賞金の贈呈式を行いましたことをご報告いたします。


受賞のことば
宮崎県立宮崎病院 別府 樹一郎
宮崎県立宮崎病院外科・呼吸器外科の別府樹一郎と申します。このたびは令和7年度宮崎県外科医会冬期講演会において栄誉ある優秀演題賞を受賞させて頂き、誠にありがとうございました。宮崎県外科医会会長の白尾先生をはじめ関係者の方々に、この場を借りて深謝申し上げます。
今回の発表は「さらなる低侵襲化に向けたロボット支援胸腔鏡手術の工夫」と題し、VATSという胸腔鏡手術が既に確立されている中、いかにロボット支援胸腔鏡手術(RATS)の有益性を創出するか、同時に手術コストを削減するかを目的に、我々がこれまで積み重ねてきた実践・考察・工夫を中心にご報告させて頂きました。有益性については、今回提示したreduced port(2孔式)による疼痛軽減効果のほか、血管処理や際どい剥離の精緻性、さらには肺門リンパ節の郭清精度等においてRATSの優越性を実感しておりますが、手術時間や材料コストがかかるなどまだまだ課題が残されております。未だ発展途上の術式ですが、今後も当科の持ち味であるチーム力や創造力そして成長を楽しむ力を原動力として、さらなる質の向上に取り組んでいきたいと考えております。
最後に、今回の受賞を励みとしてさらに工夫と研鑽を重ね、より良質でより高度な手術を県民へ提供できるようこれからも精進していく所存ですので、皆様には引き続きご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。



