2022年3月

2022年3月25日宮崎県外科医会全理事会報告

2022325日宮崎県外科医会全理事会をWebにて開催しました。新型コロナ感染症第6派のピークは過ぎ、重症患者は出ていませんが、各地でクラスターが発生しています。暫くはWeb開催になりそうです。全参加者は14名で3役は県医師会館に集まりました。228日の冬季講演会、令和3年度の全事業、決算の報告がありました。議事として、令和4年41日から令和6年331日までの次期2年間の役員改選、令和4年度事業計画、予算について説明し承認されました。

皆様からのご意見、近況を話して頂きました。新型コロナ関連が多く、院内クラスター発生、面会制限などの行動規制緩和の問題、スタッフが濃厚接触者で業務困難、症状無く陽性の患者が急増、外来受診患者減少、胃内視鏡などの検査が激減など意見交換しました。最後に4月からの診療報酬改定について、説明しました。非常に厳しい改定となっています。次回は422日金曜日19時より理事会を開催します。

県外科医会冬期講演会を開催いたしました

宮崎県外科医会冬期講演会報告

 宮崎県外科医会会長 白尾一定

2022年2月28日宮崎県外科医会冬季講演会を完全Web開催しました。参加者は42名でした。司会は宮本耕次副会長、一般演題の座長は宮崎県立延岡病院の土居浩一先生と宮崎大学医学部外科学講座の池田拓人先生にお願いしました。一般演題は、右室孔壁解離を伴う心室中隔欠損、バレット食道癌、膵頭十二指腸切除のsupracolic anterior approach、直腸腫瘍の腹腔鏡下ISR、敗血症性ショック等を合併した非穿孔性虫垂炎、回盲部が嵌頓した右外鼠経ヘルニア、局所麻酔下胸腔鏡下肺瘻閉鎖術と幅広い発表でした。熟練外科医から若手外科医へは、前県外科医会会長の南部病院八尋克三先生が、古賀総合病院での症例を提示され、合併症発症時には、何度でも訪室し、正直に話して信頼関係を得る。世界を見て研究を続ける。先輩から多くの経験を聞くことの大切さを教えて頂きました。貴重な助言有難う御座いました。七島教授の勧めで、皆様と集合写真を撮ることが出来ました。

まだまだ、新型コロナ感染症が落ち着かず、日常外科診療が安心して出来ない状況ですが、今回、Web開催で出来たことは嬉しく思います。次回は夏期講演会を行います.皆様のご参加宜しくお願いします。

【講演動画】八尋克三 先生「熟練外科医から若手外科医へ」