宮崎県外科医会冬期講演会報告
宮崎県外科医会会長 白尾一定
2022年2月28日宮崎県外科医会冬季講演会を完全Web開催しました。参加者は42名でした。司会は宮本耕次副会長、一般演題の座長は宮崎県立延岡病院の土居浩一先生と宮崎大学医学部外科学講座の池田拓人先生にお願いしました。一般演題は、右室孔壁解離を伴う心室中隔欠損、バレット食道癌、膵頭十二指腸切除のsupracolic anterior approach、直腸腫瘍の腹腔鏡下ISR、敗血症性ショック等を合併した非穿孔性虫垂炎、回盲部が嵌頓した右外鼠経ヘルニア、局所麻酔下胸腔鏡下肺瘻閉鎖術と幅広い発表でした。熟練外科医から若手外科医へは、前県外科医会会長の南部病院八尋克三先生が、古賀総合病院での症例を提示され、合併症発症時には、何度でも訪室し、正直に話して信頼関係を得る。世界を見て研究を続ける。先輩から多くの経験を聞くことの大切さを教えて頂きました。貴重な助言有難う御座いました。七島教授の勧めで、皆様と集合写真を撮ることが出来ました。
まだまだ、新型コロナ感染症が落ち着かず、日常外科診療が安心して出来ない状況ですが、今回、Web開催で出来たことは嬉しく思います。次回は夏期講演会を行います.皆様のご参加宜しくお願いします。