宮崎県外科医会 会長 白尾一定
2023年7月22日宮崎県外科医会理事会と総会が宮崎県医師会館にて開催されました。理事会には現地9名、Webにて1名、総10名の参加でした。総会について役割分担を確認しました。2023年11月16日から18日に岡山で開催される第85回日本臨床外科学会総会の一般演題の座長推薦を当支部から7名推薦したこと、国内外科研修は、宮崎大学外科学講座の落合貴裕先生が獨協医科大学上部消化管外科の腫瘍外科学に令和5年9月4日から29日の26日間研修を推薦したことについて報告しました。8月4日の夏期講演会については、社保指導は潤和会記念病院の岩村威志先生、「次世代の臨床外科医のための特別セミナー」および国内外科研修の報告、一般演題は、9演題で6演題から「若手奨励賞」を投票にて決定すること、熟練外科医から若手外科医へは、川名クリニックの川名隆司先生が発表されます。理事会最後に新型コロナウイルス感染症について、理事にお聞きしました。5類移行後も新型コロナウイルスやインフルエンザが多く、院内でクラスターの発生、職員が罹患あるいは濃厚接触者となり、病棟運営に支障をきたしていることが解りました。これから夏本番で全国から帰省もあることから、感染拡大が懸念されます。
理事会後、総会が宮崎県医師会館2階研修室とWebにて開催されました。司会は副会長の宮本耕次先生で、参加者は14名でした。会長挨拶としては、「2023年5月より新型コロナが5類に変わりましたが、宮崎におきましても、第9波を思わせるように、増加しています。院内クラスターや職員の濃厚接触者の対応など苦労されていることと思います。昨年4月より新執行部となり、3期目を迎えています。宮崎県外科医会は、外科医の魅力を発信し、若手外科医を育てることを大きな目標としています。8月4日の夏期講演会には9演題提出して頂きました。有難う御座います。卒後5年目以内の6名の先生方から「若手奨励賞」を決める予定です。本日は、令和4年度事業報告、令和5年度事業計画、予算等となっています。宜しくお願いします。尚、2026年日本臨床外科学会を宮崎大学の七島篤志教授が開催されることに決まりました。宮崎県外科医会は日本臨床外科学会宮崎支部会ですので、全面的に応援します。」の内容でした。
令和4年度の決算について協議し、賛成全員にて可決されました。報告として、新たに、千代田病院の水野隆之先生、井手胃腸科肛門科の井手秀幸先生が新理事に、長友医院の長友英仁先生が監事に就任されました。令和4年度事業報告、令和5年度事業計画、令和5年度予算について報告しました。2026年第88回日本臨床外科学会の宮崎開催について、宮崎大学の七島篤志教授がWebにて説明されました。大きな学会ですが、地方ならではの特色のある総会にされることを説明されました。宮崎県外科医会としても全面的に支援していきます。会員のご支援宜しくお願いします。理事会・総会の参加の皆様有難う御座いました。8月4日の夏期講演会へのご参加宜しくお願いします。