2023年10月6日宮崎県外科医会秋期講演会報告

宮崎県外科医会会長 白尾一定

2023106日宮崎県外科医会秋期講演会が宮崎県医師会館にて開催されました。現地参加11名、Web参加20名でした。鮫島病院診療部長の江藤忠明先生に、「宮崎県の外科医療の未来のために私たちにできること」という演題でご講演して頂きました。江藤先生は、宮崎医科大学ご出身で、宮崎で外科としてご研鑽後、鹿児島に勤務のご経験から、宮崎の外科医療に関して、多くの刺激的な内容を講演して頂きました。都城ラパロの会を開催され、若手外科医への内視鏡技術認定医取得にむけてご尽力頂いています。外科医不足、外科医の高齢化、目まぐるしい医療技術の進歩、AIやロボット支援手術、未来への投資としての若手の育成、指導医の教育、ロボット支援手術は医師確保や集客、施設間競争に勝ち抜くには必要である。ロボット支援手術の施設認定に内視鏡技術認定医が必要など、若手外科医が内視鏡技術認定を取得するまでのサポートが必要であるとご講演されました。宮崎県外科医会も若手外科医の育成に力を入れていますので、今後内視鏡技術認定取得への支援も考えなければならないと感じました。ご講演有難う御座いました。

尚、冬期講演会を202438日に予定していましたが、大分で開催される第60回九州外科学会・九州小児外科学会・九州内分泌外科学会の日程と重なることが分かりましたので、315日金曜日に変更させて頂きます。宜しくお願いします。