令和6年度外科医会冬期講演会 優秀演題賞の贈呈式を行いました
令和7年2月28日に県医師会館におきまして、R7.2.7冬期講演会の優秀演題賞を受賞された目井 孝典 先生(宮崎県立宮崎病院)に賞状と賞金の贈呈式を行いました。
ご報告いたします。
受賞の言葉
県立宮崎病院外科 目井 孝典
宮崎県立宮崎病院外科の目井 孝典と申します。この度は宮崎外科医会 優秀演題賞を受賞させていただき誠に光栄に思います。私の発表『献腎移植ドナー腎アクセプト判断に対する当院の工夫』が受賞できたのは、ひとえに当院の移植グループ長である三浦 敬史先生をはじめとした先生方のご指導のおかげであると感じております。
自分は医者14年目で立場的には中堅にはなりますが、大学院を2023年の春に卒業して2年目で、ようやく手が動き始めてきたかなというような状態です。気持ちや実力はまだまだ若手ですが、若手の飲み会にも呼ばれなくなり後輩と二人で処置を行ったりする機会も増え、中堅になってしまったのだと感じます。
日南出身ですが大学より他県で過ごしており、18年ぶりの宮崎生活でした。改めて宮崎の人の温かさや食べ物の美味しさなどの宮崎の良さを痛感した2年間でした。2025年4月より北九州に異動となる予定で宮崎を離れることにはなりますが、『故郷は遠きにありて思ふもの』という言葉があるようにいつでも宮崎のことを忘れずに過ごそうと思います。
最後にこのような賞を賜った白尾先生をはじめとする宮崎外科医会の皆様方に感謝の意をお伝えして受賞の言葉とさせていただきます。
令和6年度外科医会夏期講演会 若手奨励賞の贈呈式を行いました
令和6年8月26日に県医師会館におきまして、R6.8.2夏期講演会の若手奨励賞を受賞された西田 脩通 先生(宮崎県立宮崎病院)に賞状と賞金の贈呈式を行いました。
ご報告いたします。
受賞のことば 西田脩通先生(宮崎県立宮崎病院)
宮崎県立宮崎病院の西田脩通と申します。この度は若手奨励賞を受賞させて頂き、誠にありがとうございます。
私は外科医として1年目は大学で勤務させて頂きましたが、研修医とさして変わらない状態の私を教育面や技術面でも丁寧にご指導いただきました。また病棟管理や手術のこと、治療方針や術式の選択など、考えているようでしっかりと考えることが出来ていなかった事を痛感し、より一層先輩方の背中が大きく見えたことが今でも印象深く思っています。
2年目は宮崎県立宮崎病院で勤務させて頂いており、当院の利点として①診療間の垣根が低く相談のしやすい環境であること、②異なる医局の方々が属しており、違った視点から診療を経験することができること、これら2点が挙げられ、これらを経験できるこの病院で研修させて頂き大変光栄に思っています。
まだまだ若輩の身であり、先輩方の背中を追う毎日ですが、少しでも教えを受け継ぎ自身の糧にできるよう誠心誠意日々の診療に努めていく所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
令和5年度外科医会夏期講演会 若手奨励賞 受賞者(坂元紀彦先生(宮崎大学医学部附属病院))

宮崎大学医学部外科学講座の坂元紀彦と申します。この度は若手奨励賞を受賞させて頂き、大変光栄に思います。
学生の時から手術の見学が好きで、研修医になって様々な手技を経験してさらに外科の魅力を知り、外科医として頑張っていきたいと思い、今年度入局させていただきました。入局から5カ月が経ち、先生方の御指導のおかげで多くの学びを得ることができ、執刀も経験するなど充実した日々を過ごしております。
研修医の肩書きが外れ、判断を求められる機会が増え、患者様それぞれの状態・状況を総合的に考えることの重要性やそれに伴う責任の重さを実感しております。今はまだ分からないことが多く先生方に頼ることも多いですが、知識を身につけ、経験を増やすことで、少しずつでも前進していきたいと考えております。
地元宮崎県の医療に貢献できるよう、また、患者様に十分な医療を提供できるように日々努力してまいります。今後とも御指導よろしくお願いいたします。
令和5年度外科医会夏期講演会 若手奨励賞の贈呈式を行いました
令和5年8月31日に県医師会館におきまして、R5.8.4夏期講演会の若手奨励賞を受賞された坂元 紀彦 先生(宮崎大学医学部附属病院)に賞状と賞金の贈呈式を行いました。
ご報告いたします。
明利里彩先生(宮崎大学医学部外科学講座)
宮崎大学医学部外科学講座の明利里彩と申します。この度は奨励賞をいただき、大変光栄に存じます。
私は、県外の大学在学中より地元の医療に携わりたいという思いがあり、卒業と同時に宮崎に戻り、2020年度に外科学講座に入局させていただきました。多くの先生方から熱心にご指導いただき、外科医として充実した毎日を送っております。
自分自身の手で患者の治療を行うことができる点が外科の魅力のひとつと考えておりますが、一方で、それに伴う大きな責任もひしひしと感じております。自分自身の未熟さと向き合いながら、多くの知識、技術の習得に向けて、より一層努力を重ねていかなければなりません。目の前の患者さまに対してより良い医療を提供できるよう、日々精進してまいります。
今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
黒木将英先生(宮崎大学医学部外科学講座)
宮崎大学医学部外科学講座の黒木将英と申します。大学生の頃より外科を志し、2019年度に入局させていただきました。
宮崎大学外科学講座は大講座制ということもあり、多領域の疾患の管理を密な連携で行っています。これによって各領域だけでは手が届きにくいところもカバーすることができ、深く、幅広い知識・技術を学ばせていただいています。
患者様を自らの手と技術で治療することができる非常に魅力的な分野ですが、それと同時に責任も伴い、弛まぬ努力と向上心が必要であると痛感する日々です。これからも鍛錬を積み重ね、日々の経験を糧として、生まれ育った宮崎の医療に少しでも貢献していけるように進みたいと考えています。
最後になりますが、この度は奨励賞をいただきありがとうございました。ご指導下さった古川教授を始め、多くの先生方に感謝申し上げます。まだまだ未熟ではありますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
外科医会夏期講演会奨励賞の贈呈式を行いました
9月7日(火)に県医師会におきまして、夏期講演会若手奨励賞を受賞されました、黒木将英先生に賞状と賞金の贈呈式を行いましたので、ご報告いたします。
猪俣麻佑先生(宮崎大学医学部外科学講座※当時)
宮崎大学医学部外科学講座の猪俣麻佑と申します。患者様の体内から自分たちの手で病気を取り除くことができることに医師としての醍醐味を感じ、2020年度より外科医として、母校である宮崎大学外科学講座に入局させて頂きました。温かく、熱心な先生方や医療スタッフの皆様の下で、外科医としての第一歩を踏み出せたことを嬉しく思っております。手術はもちろん、周術期管理においても繊細な気配りによる全身管理がより良い結果につながると感じ、同時に外科医の魅力の一つでもあると感じました。命を授けて下さる患者様に対する責任は非常に重く厳しいものだと痛感する毎日ですが、より良い結果に導けるよう、日々精進して参ります。生まれ育った宮崎の医療を支える医師として成長していけるよう邁進して参りますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い致します。
外科医会冬期講演会奨励賞の贈呈式をおこないました
3月18日(木)に県医師会館におきまして、外科医会冬期講演会若手奨励賞を受賞されました、猪俣麻佑先生に賞状と賞金の贈呈式を行いましたので、ご報告いたします。
なお、令和3年度は夏期講演会におきまして、若手奨励賞を行いますのでよろしくお願いいたします。
夏期講演会の日程
日時:令和3年8月6日(金)18:30~
開催方法:Web開催
谷口 智明先生(宮崎大学医学部外科学講座)

宮崎大学医学部外科学講座の谷口智明と申します。2015年に宮崎大学を卒業し、2017年度から外科学講座のスタッフに加わらせて頂きました。手術を生業とする外科医に憧れを抱いてから10年近く経ち、実際に外科医として診療に携われるようになったことに喜びを感じながら、日々仕事をさせて頂いております。
外科医となって目の当たりにした、実際の外科医の仕事内容は、診療にあたる地域で少し異なり、殊に宮崎県の様な地域では、比較的多岐にわたる分野への対応が求められる事があります。広い分野に自ずとある程度精通することは、有利な点もある一方で、臓器別の専門分野(サブスペシャリティ)の研鑽が、より一層重要である事も認識させられます。
治療の甲斐なく悔しい思いをする事もありますが、手術で根治や改善が得られた時の喜びは、患者さん本人にとってはもちろんの事、私たち外科医にとっても、非常に大きなものであると、日々感じております。
10年後、20年後に、宮崎から日本の外科医療を支える人材の一人となれるよう、引き続き研鑽と修練を重ねて参ります。
