谷口 智明先生(宮崎大学医学部外科学講座)

宮崎大学医学部外科学講座の谷口智明と申します。2015年に宮崎大学を卒業し、2017年度から外科学講座のスタッフに加わらせて頂きました。手術を生業とする外科医に憧れを抱いてから10年近く経ち、実際に外科医として診療に携われるようになったことに喜びを感じながら、日々仕事をさせて頂いております。
外科医となって目の当たりにした、実際の外科医の仕事内容は、診療にあたる地域で少し異なり、殊に宮崎県の様な地域では、比較的多岐にわたる分野への対応が求められる事があります。広い分野に自ずとある程度精通することは、有利な点もある一方で、臓器別の専門分野(サブスペシャリティ)の研鑽が、より一層重要である事も認識させられます。
治療の甲斐なく悔しい思いをする事もありますが、手術で根治や改善が得られた時の喜びは、患者さん本人にとってはもちろんの事、私たち外科医にとっても、非常に大きなものであると、日々感じております。
10年後、20年後に、宮崎から日本の外科医療を支える人材の一人となれるよう、引き続き研鑽と修練を重ねて参ります。

谷口智明先生は2019夏期講演会で奨励賞を受賞されました
谷口智明先生は2019夏期講演会で奨励賞を受賞されました