お知らせ

2022年4月22日宮崎県外科医会理事・評議員会報告

2022年4月22日宮崎県外科医会理事・評議員会をWeb開催しました。今期最初の理事・評議員会で、例年なら集合して懇親会を兼ねていましたが、新型コロナの影響でWeb開催となりました。小生と副会長の宮本先生は県医師会館より参加しました。参加者は24名でした。滞りなくWeb開催が出来ました。

報告として、新評議員として黒木病院の牧野剛緒先生が延岡より選出されました。令和3年度の事業報告、県医師会からの健康教育実施状況調査依頼、日本臨床外科学会の国内外科研修についての案内がありました。

協議として、新役員として、副会長に宮崎県立延岡病院の土居浩一先生、理事として宮崎大学医学部肝胆膵外科学の旭吉雅秀先生、宮崎大学医学部呼吸器・乳腺外科学の前田亮先生が就任されました。次に令和3年度決算、令和4年度事業計画、令和4年度収支予算が承認されました。令和3年度はコロナの影響で全ての理事会、講演会がWeb開催となり、日本臨床外科学会関連行事も中止となりました。宮崎県外科医会は、外科医の魅力を発信し、若手外科医を育てることを大きな目標としています。新型コロナ感染症と向き合いながら外科診療が滞りなく行われることを望みます。下記に宮崎県外科医会役員名簿、令和4年度事業計画、日本臨床外科学会国内外科研修案内を掲載します。今後とも皆様のご協力宜しくお願いします。

2022年3月25日宮崎県外科医会全理事会報告

2022325日宮崎県外科医会全理事会をWebにて開催しました。新型コロナ感染症第6派のピークは過ぎ、重症患者は出ていませんが、各地でクラスターが発生しています。暫くはWeb開催になりそうです。全参加者は14名で3役は県医師会館に集まりました。228日の冬季講演会、令和3年度の全事業、決算の報告がありました。議事として、令和4年41日から令和6年331日までの次期2年間の役員改選、令和4年度事業計画、予算について説明し承認されました。

皆様からのご意見、近況を話して頂きました。新型コロナ関連が多く、院内クラスター発生、面会制限などの行動規制緩和の問題、スタッフが濃厚接触者で業務困難、症状無く陽性の患者が急増、外来受診患者減少、胃内視鏡などの検査が激減など意見交換しました。最後に4月からの診療報酬改定について、説明しました。非常に厳しい改定となっています。次回は422日金曜日19時より理事会を開催します。

県外科医会冬期講演会を開催いたしました

宮崎県外科医会冬期講演会報告

 宮崎県外科医会会長 白尾一定

2022年2月28日宮崎県外科医会冬季講演会を完全Web開催しました。参加者は42名でした。司会は宮本耕次副会長、一般演題の座長は宮崎県立延岡病院の土居浩一先生と宮崎大学医学部外科学講座の池田拓人先生にお願いしました。一般演題は、右室孔壁解離を伴う心室中隔欠損、バレット食道癌、膵頭十二指腸切除のsupracolic anterior approach、直腸腫瘍の腹腔鏡下ISR、敗血症性ショック等を合併した非穿孔性虫垂炎、回盲部が嵌頓した右外鼠経ヘルニア、局所麻酔下胸腔鏡下肺瘻閉鎖術と幅広い発表でした。熟練外科医から若手外科医へは、前県外科医会会長の南部病院八尋克三先生が、古賀総合病院での症例を提示され、合併症発症時には、何度でも訪室し、正直に話して信頼関係を得る。世界を見て研究を続ける。先輩から多くの経験を聞くことの大切さを教えて頂きました。貴重な助言有難う御座いました。七島教授の勧めで、皆様と集合写真を撮ることが出来ました。

まだまだ、新型コロナ感染症が落ち着かず、日常外科診療が安心して出来ない状況ですが、今回、Web開催で出来たことは嬉しく思います。次回は夏期講演会を行います.皆様のご参加宜しくお願いします。

宮崎県外科医会冬期講演会の開催について

宮崎市郡外科医会春期講演会(ハイブリッド開催)の開催について

宮崎県外科医会理事会を開催いたしました

2022年1月28日宮崎県外科医会理事会報告

宮崎県外科医会会長 白尾一定

1月28日に、Webにて宮崎県外科医会理事会を開催しました。全15名の参加でした。報告として、宮崎日日新聞「きゅんと」は、県立日南病院の市成秀樹先生と黒木病院の塩月裕範先生に執筆を依頼しました。宮本副会長から第7次宮崎県医療計画中間見直しについての説明がありました。議事として、2月28日の冬季講演会は8演題の一般演題で、座長は県立延岡病院の土居浩一先生と宮崎大学の池田拓人先生で、「熟練外科医から若手外科医へ」は、南部病院の八尋克三先生に講演して頂きます。こちらも完全Webで開催予定です。令和4年度の宮崎県外科医会の開催日程(案)を提示しました。最後に皆様からの意見を述べて頂きました。新型コロナの影響で、手術を制限しなければならない。家族内感染で職員への感染が心配、外来での一般検査が制限されているなど一般外科診療への影響が拡大することへの不安が聞かれました。宮崎県が蔓延防止等重点措置真っただ中ですので、まずは濃厚接触者にならない対策をお願いしました。また、4月の診療報酬改定の短冊が出ましたので、外科関連について少し説明しました。2月28日の冬季講演会宜しくお願いします。

県外科医会冬期講演会の症例発表演題募集について

令和4年2月28日(月)に県外科医会冬期講演会を開催いたします。
今回も会員発表を募集いたしますので、下記の案内をご覧いただき、ご応募ください。
なお、締切は1月14日(金)となります

第19回消化器癌治療研究会のお知らせ

本日、第19回消化器癌治療研究会が開催されます。
奮ってご参加ください。

第19回 消化器癌治療研究会プログラム

宮崎県外科医会秋期講演会を開催いたしました

宮崎県外科医会秋期講演会「特別講演会」報告

宮崎県外科医会会長 白尾一定

2021年10月22日宮崎県外科医会秋期講演会「特別講演会がWebにて開催されました。参加者は34名でした。司会は、副会長宮本耕次先生で、特別講演の座長は宮崎大学肝胆膵外科教授の七島篤志先生でした。講師は鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科の大塚隆生先生で「地域に根差した外科医の育成」について講演されました。外科医が減少している中で人材育成には、全人的教育、特に論理と感性が大切、歴史に学び国語を大切にする、日常から感性を育てることで手術に応用できる。腹腔鏡下膵頭十二指腸手術(PD)を例に、剥離と受動、面を広く作る、手の使い方などに説明されました。2020年には年間PD74例施行されていました。手術時間の短縮、コスト意識を持った手術(リガシュアー1本のみ)、ロボット支援手術ことなども説明されました。最後にGeneralistを基盤とした専門性を持った地域に信頼される外科診療の提供を行うと自ずと患者さまが集まり、人材育成と社会への還元が出来ると述べられました。宮崎に来られての講演は出来ませんでしたが、大変有意義な特別講演会でした。皆様のご参加有難う御座いました。

《 特別講演 》

「 地域に根差した外科医の育成 」

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科
消化器・乳腺甲状腺外科
教授  大塚 隆生

地域外科医療を担う人材育成には中核となる大学病院で地域に信頼される臨床力の充実を図る必要がある。そうすれば自然と紹介が増えて若手が執刀する手術数が増え、さらに豊富な臨床データや切除検体を用いた質の高い研究を行うことができ、臨床・研究・教育のサイクルが効率よく回るようになる。若者が活躍する組織には活気があり、それを見た後輩が憧れをもって活躍の場を求めて集まってきてくれれば組織は発展する。従って教室運営の大きな柱として「地域に信頼され、若者が活躍する組織づくり」を掲げている。人材育成ではサイエンスとアートのバランスの良い両立、すなわち論理的・科学的思考力の向上とともに、地域愛や人として重要な思いやりの心である惻隠の情、さらに芸術的感覚を備えた感性の醸成にも配慮している。サイエンスとアートの両立には豊かな自然と文化がある土地に身を置く必要があると言われているが、幸い鹿児島は世界的にも珍しいユネスコ世界自然遺産と文化遺産の両者が揃っている。こういった地の利も生かした教室の人材育成へ向けた取り組みを紹介する。

【お知らせ】宮崎県外科医会冬期講演会の開催日の変更について

令和3年度 宮崎県外科医会冬期講演会の日程を年度当初、令和4年2月25日(金)に開催することとしておりましたが、他の学会が開催されるため、日程の変更を行いました。
開催日時が近くなりましたら、外科医会の会員の先生方には改めてご案内いたします。

開催日時:令和4年2月28日(月)18:30~
開催方法:Webと現地参加によるハイブリット形式

※新型コロナウイルス感染状況によっては開催方法が変更となる場合がございます。