宮崎市郡外科医会秋期講演会
開催日
令和8年10月19日(月) 午後7時00分
会場
宮崎観光ホテル 東館2階『初雁の間』
演題
Standard & Beyond 大腸手術の本質に迫る「層」の展開を求めて
講師
潤和会記念病院 外科 部長 新名 一郎 先生
会長
宮崎市郡外科医会 会長 甲斐 眞弘
連絡先
宮崎市郡医師会事務局 総務課 綾
TEL 0985-77-9100
FAX 0985-77-9120
令和8年度外科医会夏期講演会 若手奨励賞の贈呈式を行いました
令和8年9月7日に県医師会館におきまして、R8.8.7夏期講演会の若手奨励賞を受賞された 吉田 楓 先生(宮崎県立宮崎病院)に賞状と賞金の贈呈式を行いましたことをご報告いたします。


宮崎大学医学部附属病院 研修医 吉田 楓
今回、巨大肺腺癌に対する術前ICI療法が著効し、手術で完全切除を行えた症例を経験しました。まず、このような発表の機会を与えていただき、ご指導いただいた先生方に心より感謝申し上げます。人前で症例発表することは私にとって初めての経験であり、相応に緊張するものでした。症例の経過や意義を限られた時間でわかりやすく伝えることの難しさを改めて知りました。スライド作成においても要点が掴みきれておらず、患者に対する理解不足を痛感しておりました。そんな中先生方に相談し、術前ICI療法について調べていくことで要点を整理し、より深く治療内容を知ることができました。そうやって得た知識を発表を通して他の医師と共有し、次の治療に繋げることを経験し、自分が医師として働く中でこなさなければならない役割というものを考える機会になったと思います。今回初めての経験を今後の診療や学会発表に生かし、より深く学んでいきたいと思います。
2026年8月7日 宮崎県外科医会夏期講演会報告
宮崎県外科医会会長 白尾 一定
2026年8月7日宮崎県外科医会夏期講演会(日本臨床外科学会地方会)が宮崎県医師会館において開催されました。参加者は、会場28名、Web17名でした。総合司会は大友直樹副会長が行いました。7月28日に発生した熊本地震の犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆様に早期の復興を祈願いたします。前日のNHKニュースで報道されたJCHO熊本総合病院手術室での地震時の凄まじい揺れについて情報共有しました。また、11月26日から28日に宮崎にて開催される第80回日本臨床外科学会についての協力をお願いしました。
社保指導については、保険者が納得するような詳記を記載して頂きたい(保険術式と詳記の内容が異なるなど)。再手術時の手術内容の記載、複数回の検査や処置の詳記記載、CRP測定の感染症病名、ロピオン注は手術又は癌の病名が必要、エンシュアリキッドなどの経腸栄養材使用については食事による十分な栄養摂取が困難であることなどを記載することなどについて説明しました。
次世代の臨床外科医のための特別セミナー報告は、3名の先生が詳しく説明して頂きました。特に、各世代の「かっこいい外科医像」について、多くの刺激と学びを受けたと話されていました。国内外研修については、宮崎大学の原大介先生が、癌研有明病院の大腸外科に研修され、癌研有明病院のシステムや治験等について詳しく説明して頂きました。
今回は、一般演題は6題で、若手奨励賞対象3題、一般演題3題でした。若手奨励賞対象演題については、後日理事等にて選考させて頂きます。今回は、一般演題が少なかったのですが、質問や討論は活発に行われました。座長の宮崎県立日南病院市成秀樹先生、宮崎県立宮崎病院木村隆一郎先生ありがとう御座いました。
今年は日本臨床外科学会がありますので秋期講演会は開催しません。重ねて第80回日本臨床外科学会へのご協力宜しくお願いします。
次世代の臨床外科医のための特別セミナー報告
宮崎大学医学部外科学講座 岩本 和樹 先生
宮崎大学医学部外科学講座 中田 恭真 先生
2026年2月7日、8日に東京で開催された「第14回 次世代の臨床外科医のための特別セミナー」に参加した。今回のテーマは「外科医はかっこよかったか?今もかっこいいか?」であり、昭和・平成・令和それぞれの時代の外科医から、開腹手術、腹腔鏡手術、ロボット支援手術へと進歩してきた外科医療や、働き方、教育の変遷について学んだ。先達の姿勢や情熱に触れ、外科医の魅力を改めて実感するとともに、自身もそのような外科医になりたいと強く感じた。手術手技パネルでは、鼠径ヘルニア、大腸癌、胃癌のビデオクリニックが行われ、同世代の外科医の手術を行う姿に大きな刺激を受けた。懇親会では全国の指導医や若手外科医と交流し、診療体制や修練環境について意見交換を行った。今回のセミナーを通じて多くの刺激を受け、今後も診療と研鑽により一層励みたいと感じた。最後に、このような貴重な学びの機会を与えてくださった関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
宮崎県立延岡病院 原口 美咲 先生
この度は「次世代の臨床外科医のための特別セミナー」へご推薦いただき、誠にありがとうございました。2026年2月7日、8日に本セミナーに参加いたしました。本セミナーでは、「外科医はかっこよかったか? 今もかっこいいか?」をテーマに、各時代の外科医像、手術手技、海外での働き方などについて講演や討論が行われました。時代とともに働き方や価値観は変化しても、患者を救うために技術を磨き、責任を持って判断する姿勢は変わらないことを学びました。令和の外科医の講演では、外科を志すまでの気持ちの変遷が示され、進路選択には憧れだけでなく迷いや不安も含まれることを実感しました。手術手技パネルでは、若手外科医の手術ビデオをもとに議論が行われ、自身の手術を振り返り改善を重ねる姿勢に刺激を受けました。今回の経験を糧に、今後の研修で手術手技や周術期管理を主体的に学び、自分なりの「かっこいい外科医像」を目指して研鑽していきたいと思います。



【開催案内】2026年8月7日宮崎県外科医会夏期講演会
令和8年度の夏期講演会(日本臨床外科学会地方会)を下記のとおり開催いたしますのでご案内申し上げます。参加される方は下記の「参加申込」からお申込みください(申込締切:8月4日(火))。
内容
- 会長挨拶
- 社保指導 宮崎県外科医会会長 白尾 一定
- 次世代の臨床外科医のための特別セミナー(令和8年2月7~8日)報告 18:41~18:56
- 日本臨床外科学会国内外科研修報告 18:56~19:06
- 会員発表【6題】19:06~19:54 各8分[発表5分・討論3分]:合計48分
- 閉会
※宮崎県外科医会若手奨励賞は後日、結果をホームページにて発表します
プログラムの詳細は下記PDFをご覧ください。
2026年7月4日宮崎県外科医会全理事会および総会報告
宮崎県外科医会会長 白尾一定
2026年7月4日宮崎県外科医会全理事会および総会が、宮崎県医師会館にて行われました。理事会においては、総会の内容、第88回臨床外科学会学術集会座長への5名の推薦、宮崎県医師会各種委員会委員の推薦(継続して就任)が報告されました。協議として8月7日の夏期講演会は、一般演題が5演題で、3演題より若手奨励賞を選考、座長推薦がなされました。また、社保指導、臨床外科医のための特別セミナー、国内外研修の報告があります。総会は大友副会長の司会にて、任期満了に伴う役員改選、令和7年度決算、令和7年度事業報告、令和8年度事業計画、令和8年度予算が報告されました。
理事会後の各理事の意見では、外科医の減少、日南地区の吐下血問題、今回の診療報酬改定における外科医へのインセンティブ(「地域医療体制確保加算2」と「外科医師確保特別加算」)、第88回日本臨床外科学会等の話題が出ました。武野理事より、第88回日本臨床外科学会は2370題の演題が集まり、順調に進んでいるとのことでした。宮崎県外科医会は日本臨床外科学会の宮崎支部会として、全面的に応援しています。会員のご協力宜しくお願いします。理事会、総会へのご出席有難う御座いました。



【開催案内】2026年7月4日宮崎県外科医会総会
令和8年度総会を現地及びWebのハイブリッド形式にて開催しますので、ご出席くださいますようお願い申し上げます。
つきましては、下記の出欠確認書からご回答ください(回答締切:6月26日(金))。
日時
令和8年7月4日(土)16:00~16:30
会場
宮崎県医師会館 2階研修室及びWeb
協議
議案第1号 令和7年度決算について
報告
①任期満了に伴う役員改選について
②令和7年度事業報告について
③令和8年度事業計画について
④令和8年度予算について
※なお、当日は下記のとおり関係諸会議が開催されます。
15:30~16:00 県外科医会理事会
16:00~16:30 県外科医会総会
16:30~16:55 労災部会総会
17:00~18:00 県外科医会・整形外科医会・労災部会合同学会
- 出欠回答書(回答締切:6月26日(金))
2026年4月17日宮崎県外科医会理事・評議員会報告
宮崎県外科医会会長 白尾一定
2026年4月17日金曜日宮崎観光ホテルにて、宮崎県外科医会理事・評議員会を開催しました。顧問の増田好治先生、監事の元村祐三先生を含む16名が参加されました。県外科医会新評議員の選出、令和7年度事業報告を行いました。協議として、任期満了に伴う県外科医会役員の選出を行いました。新副会長は、県立宮崎病院の大友直樹先生、都北ごとうクリニックの後藤又朗先生が就任されました。新理事に日南市立中部病院の池田拓人先生が、監事として延岡共立病院の赤須郁太郎先生が就任されました。令和7年度決算、令和6年度収支予算について宮本副会長に説明して頂きました。宮本副会長には3期、土居副会長には2期副会長を務めて頂き、感謝申し上げます。令和8年度事業計画を説明しました。本年度は、11月26日~28日に宮崎大学の七島篤志教授が第88回日本臨床外科学会を開催されます。準備委員長の武野慎祐先生より、現在の進捗状況を説明して頂きました。企業協賛が難しく、ランチョンセミナーに協力できる企業を探しているとのことでした。皆様のご協力を宜しくお願いします。その他として、宮崎市郡医師会病院外科の医局派遣医師縮小について報告しました。今後の腹部救急疾患への対応が危惧されます。今回、増田好治先生が参加され、元気なご様子で皆様と歓談されていました。益々のご健康をお祈りいたします。理事の意見の中では、外科医不足が深刻であること、外科の専門性と一般診療の両立が必要、女性外科医を育てる環境整備等があげられていました。宮崎県外科医会は外科医の魅力を発信するための努力を行っていますので、これからも皆様のご協力を宜しくお願いします。


宮崎市郡外科医会総会・講演会
開催日
令和8年5月25日(月) 午後7時00分~
会場
宮崎観光ホテル 東館2階『初雁の間』
演題
食道疾患に対する外科治療
~食道癌に対する低侵襲手術から緊急・救急症例に対する治療まで~
講師
宮崎大学医学部外科学講座 消化管・内分泌・小児外科
病院教授(診療科長) 武野 慎祐 先生
会長
宮崎市郡外科医会 会長 甲斐 眞弘
連絡先
宮崎市郡医師会事務局 総務課 綾
TEL 0985-77-9100
FAX 0985-77-9120
2026年3月13日宮崎県外科医会全理事会報告
宮崎県外科医会会長 白尾一定
2026年3月13日宮崎県外科医会全理事会をWebにて開催しました。10名の参加でした。2月13日の冬期講演会の優秀演題賞には、県立宮崎病院の別府樹一郎先生が受賞されました。令和7年度事業報告、令和7年度決算について報告しました。役員改選年度で、理事として池田拓人先生、監事として赤須郁太郎先生が新たに就任されました。第88回日本臨床外科学会への寄付金については、宮崎県外科医会の収支を鑑みて50万円にすることを決定しました。令和8年度の事業計画、令和8年度の予算が承認されました。予算については、宮本副会長より説明して頂きました。宮本副会長、土居副会長には、長きに渡り職責を果たしていただき感謝申し上げます。
理事会後の意見交換では、令和8年度の診療報酬改定の内容、外科医不足による地域医療への影響、宮崎大学病院の木曜日休診、土曜日営業の影響、大学医局の外科医入局者数の減少、外科医の魅力を発信するための方法(医師としての志を高い学生への勧誘)などのご意見を頂きました。多くのご意見ありがとう御座いました。宮崎県外科医会は、外科の魅力を発信する会として活動していますが、今後外科医不足に直面する中で、如何に宮崎県全体の地域医療を守っていくことも大切であると感じました。
次回の理事・評議員会は4月17日に開催予定です。改選時ですので、終了後に懇親会を行います。皆様のご出席宜しくお願いします。

令和7年度外科医会冬期講演会 優秀演題賞の贈呈式を行いました
令和8年3月13日に県医師会館におきまして、R8.2.13冬期講演会の優秀演題賞を受賞された別府 樹一郎 先生(宮崎県立宮崎病院)に賞状と賞金の贈呈式を行いましたことをご報告いたします。


受賞のことば
宮崎県立宮崎病院 別府 樹一郎
宮崎県立宮崎病院外科・呼吸器外科の別府樹一郎と申します。このたびは令和7年度宮崎県外科医会冬期講演会において栄誉ある優秀演題賞を受賞させて頂き、誠にありがとうございました。宮崎県外科医会会長の白尾先生をはじめ関係者の方々に、この場を借りて深謝申し上げます。
今回の発表は「さらなる低侵襲化に向けたロボット支援胸腔鏡手術の工夫」と題し、VATSという胸腔鏡手術が既に確立されている中、いかにロボット支援胸腔鏡手術(RATS)の有益性を創出するか、同時に手術コストを削減するかを目的に、我々がこれまで積み重ねてきた実践・考察・工夫を中心にご報告させて頂きました。有益性については、今回提示したreduced port(2孔式)による疼痛軽減効果のほか、血管処理や際どい剥離の精緻性、さらには肺門リンパ節の郭清精度等においてRATSの優越性を実感しておりますが、手術時間や材料コストがかかるなどまだまだ課題が残されております。未だ発展途上の術式ですが、今後も当科の持ち味であるチーム力や創造力そして成長を楽しむ力を原動力として、さらなる質の向上に取り組んでいきたいと考えております。
最後に、今回の受賞を励みとしてさらに工夫と研鑽を重ね、より良質でより高度な手術を県民へ提供できるようこれからも精進していく所存ですので、皆様には引き続きご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。



